廃線を訪ねて

(群馬県)赤城登山鉄道

足尾、桐生方面からの登山口にあったケーブルカーの廃止路線です
東武の赤城山開発計画の一つで前橋〜赤城山大洞〜赤城山頂〜利平茶屋〜桐生を回遊できるように作られました

歴史

昭和32年7月21日 赤城山頂〜利平茶屋開通
(営業キロ 1.0キロ)

昭和42年11月5日 休止
昭和43年06月1日 廃止 

 

 利平茶屋駅跡
現在は東屋のようになっているここが駅のあったところです
すぐ裏手には線路跡が残っています

草に埋もれている階段状のコンクリートがありました 
ここから山頂に向けてケーブルカーが出ていたわけです

 山頂に向かって延びてゆく線路跡は茂みの奥へ奥へと行っていました
本当はここから上がっていこうと思ったのですがちょっと入っただけでやめました

中間地点のちょっと上辺り 
ここから上に向かって延びている階段は現在遊歩道の近道として利用されています
ここからちょっと下の所には美味しい水が取れるそうでポリタンを持った人と何度かすれ違いました

 山頂までもう少しの所から下を眺めてみました
写真では判りづらいですがかなり遠くまで見えるんですよ
この日の中で一番景色が良いところでした

この切り通しが終わったところが山頂駅跡 
この写真では確認しづらいのですが山頂駅跡の建物が見えました

 山頂駅跡
今までの写真の端にあった柵のようなものの正体は右上にあるミニモノレールでした
美味しい水を汲むためのものらしいです
駅舎はレストランになっていて当時の写真などを展示してあります

写真撮影・山下剛さん