廃線を訪ねて

(埼玉県)日本煉瓦製造株式会社専用線

JR高崎線・深谷駅から延びていた会社専用線(貨物線)です
歴史は非常に古く日本初の民間専用線であり赤煉瓦で有名な東京駅(大正3年開業)はここで作られた煉瓦を使用して建設されたことは有名です
近年になって深谷駅が橋上駅舎になり東京駅を模した作りとなっています

 

歴 史

明治28年 運用開始

 

JR高崎線深谷駅

東京駅を真似て作られた橋上駅舎です
駅正面は南向きで東京駅に向いているわけです

 

留置線

この写真では解りずらいのですが1本づつ線路を渡って向かって左方向に貨物線は分岐していました

 

つばき橋

本線から分岐してすぐにある橋で現在は自転車や歩行者用に利用されているようです
ここから暫くは緩やかな左カーブが続いていました

 

自転車、歩行者専用道

国道17号線を越えると一直線に延びています
このまま煉瓦工場まで続いています

 


福川鉄橋

福川に架設されたプレート。ガーダーの10.1メートルと、その北側の水田の中に造られていた5連のボックス・ガーダーの22.9メートルで出来ていました
現存する日本最古のポナール型プレート・ガーダーです

 

備前渠鉄橋(びぜんきょてっきょう)

本鉄橋(プレート・ガーダー)の15.7メートルと煉瓦アーチ橋の2メートルからなっています
本鉄橋の奥には建物が見えますが工場の構内となっています