万字線

だいぶ前だったので確かではないのですが私がここを訪れたのは平成４年頃だったと思いますですからこのころと現在とは変わって居るのではないかと思われます
元々この鉄道は炭坑から石炭を輸送する目的で作られたものです
ですから沿線には朝日、美流渡、東幌向、西幌向、光真、万字などの炭坑がありました
その為閉山と共に寂れてゆき昭和５３年には貨物列車が廃止されています

大正０３年１１月１１日　国鉄万字軽便線として開通
　　　　　　　　　　　　　　（旅客営業は志文～万字）
大正１３年０９月０１日　旅客営業を万字炭山まで延長
（営業キロ　２３．８キロ）

昭和５３年　　　　　　　　貨物業務廃止
昭和６０年０１月０４日　万字線廃止

　万字炭山駅跡
踏切の警報機二つと駅名の表示板をかたどった記念碑がありました
おそらくこの警報機は駅の先で道を渡る方向に線路が延びていたのでそこにあったものでしょう

　　美流渡駅跡　

ここにも同じような配置で記念碑があるではないですか

　朝日駅跡
道沿いの駅がそっくりそのまま残っていました
かなり保存状態がよいのできっと地元の方々が手入れされているのでしょう

プラットホームから駅舎を見た風景　

駅跡の脇は公園になっていて、よく見ると右端には警報機があります＞と言うことはもしかしたら同じ物が？

ちゃんと線路まで残って居るんです
もしかしたら実際走っていた頃よりも保線されているかも？！

緩やかな左カーブを描いている線路跡
この付近には万字線の鉄道資料館も残されています